約 1,816,015 件
https://w.atwiki.jp/tansaku_si/pages/14.html
薬谷 きょうこ(くすりや きょうこ) ステータス 職業:セラピスト(アロマセラピー「いやしや」販売員) 年齢:30歳 性別:女性 STR 9 DEX 12 INT 15 アイデア 75 CON 12 APP 17 POW 10 幸 運 50 SIZ 14 SAN 46 EDU 13 知 識 65 H P 13 M P 10 回避 24 ダメージボーナス なし 技能 [職業技能] 人類学:60%(1) 心理学:80%(5) 図書館:80%(25) 精神分析:72%(1) [個人技能] 医学:60%(5) 薬学:60%(1) 聞き耳:61%(25) クトゥルフ神話技能:3% 基本的な所持品(大きめな肩掛けバック) 簡易的なお香セット(お香、ライター、受け皿、ロウソク等)、スマホ、水筒(紅茶)、クッキー、懐中時計型タイマー、ウォークマン、財布、ハンカチ、簡易救急セット。 プロフィール 一人称:私 二人称:あなた・~さん等 身長173cm 体重62kg バストE 誕生日:3/29 (お羊座) 血液型:O 利き手:右 セリフ 自己紹介 「私は~、薬谷きょうこと申します~。よろしくお願いしますね~!」(にこにこ) 喜怒哀楽 「あらあら~!まあまあ~!素敵ね~!」(満面の笑み) 「あらあら~。」(蔑みの目) 「ちょっと、そっとしておいてくれます~・・・?」(俯き) 「あらあら!うふふ~w」(うきうき) 人物背景 のほほんとしたおおらかな性格で、大体のことを「あらあら~」で流す傾向にある。 いつもにこやかで、大抵のことでは大きなリアクションを取ることもない。 ある意味ポーカーフェイス(無意識)である。 意外と興味のあるものにふらふらと向かって行っては、飽きるまでそれに集中してしまう一面もある。 Eカップのおっぱいが重くて肩がこるのが最近の悩み。 自慢ではないが、生まれ持った顔の良さで誰からも好かれる人生を歩んできている。 そのおかげで、彼女はいつも穏やかに人と接することができるのかもしれない。 女性にしては高めの身長故、高いヒールの靴を避けて選んでいる。 よくお散歩するので可愛いスニーカーが相棒。 アロマセラピーを得意とするセラピスト。 セラピスト歴は4年目、現在「いやしや」というアロマの専門店でセラピスト兼訪問販売員として働いている。 のほほんとした雰囲気に惹かれるという理由で、固定客もぼちぼち増えてきたところである。 そろそろ独立も考え始めているが、事務的作業が壊滅的に不得意であるため、一緒に独立してくれる仲間を探しているらしい。 職場経由で、「ときがはら精神病院」の出張セラピストととして患者さんにあった調香をしにいっている。 お香だけでなく、紅茶の茶葉も一緒に持って行っては院長や患者とお茶を楽しんでいる。
https://w.atwiki.jp/kasanekotoba/pages/200.html
きょうと【京都】 京都。古都。高校生のスカート丈はびっくりするほど短いです。修学旅行生に対抗するうちに短くなっていったのでしょうか。(管理人) 2006.06.10_C03 京都はスカパーの番組でリポーターさせていただいた時に一度だけ行きました本当に素敵なところでした 2006.09.18_C02 京都は一度だけお仕事で行きましたがとっても良い所ですよねいつか母と訪ねてみたい場所です 2006.09.18_C09 京都はいろんな文化がありますから、料理も星の数ほどだと思います 2006.09.18_C09 薄味が大好きなので京都に旅行に行きたいです 2006.10.10_C03 京都はうらやましいです 2007.05.17 京都の東映撮影所に行ってまいりました 2007.05.19_1 今日の写真は、京都の東映撮影所にいた可愛いお馬さんで~す 2007.05.19_1 京都の撮影上は、迷路のように大きくて広かったです 2007.05.19_1 久しぶりの京都でしたが、観光する時間はまったく無くてお弁当を食べて帰ってきました
https://w.atwiki.jp/livejupiter/pages/71.html
https://w.atwiki.jp/iyaluc/pages/18.html
【終曲】 「密かに彼女を主人公にした『最終編再構成連続SS』を目論んでいたりもしますが。」 野望が遂に現実へ?!どこへ行くニトハルカ! ・・・ごめんなさい(のっけから各方面へ向けて土下座←こんなんばっかだな自分)。 以前投稿させていただいた『月点心(女体化ものの功夫編SS)』の続きのシリーズです。 ユンが女の子であることや、オリジナルキャラ・オリジナル設定が用いられる話になると思われますので、そういったものがお嫌いな方は、あらかじめご覧になられないほうがよろしいかと思われます。 登場人物紹介 第一楽章 山上の邂逅 第二楽章 ともだち 第三楽章 岐路の向こう側で 第四楽章 夜 第五楽章 影奔る 第六楽章 迷宮の姫君 第七楽章 暗き夢に佇む者 第八楽章 《Amber》 第九楽章 最後の闘い 第十楽章 いつか、時の交わるところで 第一変奏曲 幕間にて 第二変奏曲 むかしむかしのものがたり
https://w.atwiki.jp/yuzuriha_mansion/pages/83.html
11月55日の歌 作詞:誰か 作曲:誰か 歌:白梅 歌詞 ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る オレは寂しい 苦しみます 真っ赤なお鼻のトナカイさんは いつも皆の笑いもの へぇ(笑) クリスマスが今年もやってくる あの人はでも来ない 知り合ってすらない ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る どうせお前も 彼女持ち(Hey) シングルベッド シングルベッド 鈴鳴らず 枕元には抜けた髪 暗い夜道はピカピカの お前の鼻が 役にたたせねえよ ジングルベル ジングルベル 鈴がなる ジングルベル ジングルベル 鈴がなる あわてんぼうのサンタクロース クリスマスになっても 来ないでくれ ジングルベル ジングルベル 鈴がなる ジングルベル ジングルベル 鈴がなる
https://w.atwiki.jp/wiki6_fmo/pages/19.html
■2005.10.14(Aoi.Kumo)■ 私のパソコンの中に懐かしのFM(SFC版)のデータがあったので、ご紹介いたします。今回は見つけた機体をぜーんぶ公開しますよ。 機体名:ARPEGGIO 内容: 機体名:AVENIR 内容: 機体名:BIZANT 内容: 機体名:BONART 内容: 機体名:BRIZIA 内容: 機体名:BRIZIA2 内容: 機体名:CALOK 内容: 機体名:CICADA2 内容: 機体名:CLAVECIN 内容: 機体名:CLAVECIN2 内容: 機体名:CROF 内容: 機体名:ELDOS 内容: 機体名:FAGOT 内容: 機体名:FROST 内容: 機体名:GALVO 内容: 機体名:GALVO_MRX 内容: 機体名:GALVO_SV 内容: 機体名:GEIN 内容: 機体名:GENEM 内容: 機体名:GIZEH 内容: 機体名:GROP 内容: 機体名:GROP_SP-V 内容: 機体名:HUSKY_MK 内容: 機体名:HUSKY_MK.4 内容: 機体名:INDOS 内容: 機体名:MAREREID 内容: 機体名:MOTH_VR.5 内容: 機体名:NOVAREID 内容: 機体名:ORCS 内容: 機体名:ORCS2 内容: 機体名:ORGEL 内容: 機体名:PAVOT 内容: 機体名:PAVOT2(GAROLE(Legs)) 内容: 機体名:PAVOT2 内容: 機体名:PEREGRINE 内容: 機体名:PERZEA 内容: 機体名:PRISOMEA 内容: 機体名:PROZION 内容: 機体名:RATMOUNT 内容: 機体名:S-ORCS 内容: 機体名:STORK 内容: 機体名:STORK_MK.4 内容: 機体名:TEMPEST 内容: 機体名:TYPE103 内容: 機体名:TYPE105 内容: 機体名:TYPE65 内容: 機体名:TYPE67 内容: 機体名:TYPE67C 内容: 機体名:TYPE90 内容: 機体名:TYPE90X 内容: 機体名:VALIANT(BIZANT_2(ArmR) 内容: 機体名:VALIANT(DASLER(ArmR)) 内容: 機体名:VALIANT 内容: 機体名:VALS 内容: 機体名:VAPOR 内容: 機体名:VASA 内容: 機体名:WILD_GOAT 内容: 機体名:ZEAREID 内容: 機体名:ZENITH 内容: 機体名:ZENITH_V 内容: 機体名:ZEROA 内容: 機体名:ZIGLE11A 内容: 機体名:ZIGLE6B 内容: 機体名:ZIKADE 内容: 機体名:ZINC 内容: 機体名:ZOLA-3A 内容:
https://w.atwiki.jp/hokkaido-plarail/pages/20.html
こちらのページでは昔懐かしの車両達を紹介するコーナーです。 改造車から製品で発売されたものまでさまざまなものを紹介していこうと思います。 国鉄の車両 旧日本国有鉄道で走っていた車両達です。分類は大まかに分けております。 修学旅行などで乗った方もおられるのではないでしょうか 気動車 キハ22系 MATSU製作 本州の一般型として制作されたキハ20系の北海道向け車両がこのキハ22です。 道内のローカル線の多くはこのキハ22が投入されておりJRにも引き継がれた車両があります。 また、耐寒・耐雪の装備はとても徹底されており、後述のキハ56系列や711系にも受け継がれる耐寒設計となっていました。 写真の左側からJR北海道色・国鉄一般色・首都圏色の順番で並んでおります こちらの作品はプラ板を貼り合わせて作ったものです。 また、前面に連結器を装備できるようになっており3両連結しての運転も出来ます。 電車系 485系(いしかり・はつかり) 製品 JR東日本スペシャルセットにのみ入っていた貴重なものです。 485系3000番台(白鳥・つがる) 客車 急行ニセコ ともちん製作 函館から札幌までを結んでいた列車で、長万部から倶知安等を経由して走っていた車両です。 長万部から小樽までは勾配がとても多く、牽引機であるC62型蒸気機関車が重連で引っ張っていました。 グリーン車や荷物車、郵便車等を連結して走っており、当時の北海道の物流の多さを感じさせる車両です。 この急行ニセコは定期列車としては国鉄最後のSL牽引急行列車となりました。 ジョイフルトレイン アルファコンチネンタルエクスプレス やは製作 国鉄からJR北海道に所属し、1985年から1995年まで活躍ジョイフルトレインです。 先述のキハ56系を改造して製作された特別車両です。 先頭車の一部座席はハイデッカー仕様となっており前面展望が出来るようになっております。 プラレールは165系から改造しており、特徴的な前面はプラ板からできております。 フラノエクスプレス 製品 国鉄からJR北海道に所属し、1986年から2004年まで活躍していたジョイフルトレインです。 プラレールでは1988年から1997年まで発売されていました。 色違いのビックスニーカートレインもあります。 JR北海道 気動車 キハ400系 製品 宗谷本線の急行「宗谷」・「天北」・「利尻」に使用するためシート等を交換し、1988年に導入された車両です。 その後2000年の急行列車の特急格上げに伴って改造され学園都市線用の車両に再改造されました。 プラレールではJR北海道スペシャルセットにしか入っておらずとても貴重なものとなっています。 客車 50系5000番台 製品 1988年の青函トンネルの開業に伴い本州で余剰になった50系客車を青函トンネル用に改造したのがこの車両です。 その後1998年から映画ドラえもんとのタイアップでステッカー等を貼り付け ドラえもん海底列車として走っていた物がプラレールでも再現されています。 このドラえもん海底列車は青函トンネル内にありました吉岡海底駅で限定販売されていたもので、 大変貴重な車両となっております。 ジョイフルトレイン キハ183系5000番台(ニセコエクスプレス) MATSU製作 1988年から運用するジョイフルトレインのニセコエクスプレスです。 現在でも様々なリゾート列車として運転しております。 プラレールは旧製品の近鉄アーバンライナープラスから改造しています。
https://w.atwiki.jp/ltltgtgt/pages/188.html
《触れない》 うわさでは むかしのポップンには のきょくが はいっていた らしいぞ
https://w.atwiki.jp/junretsuwago/pages/1680.html
辞書 品詞 解説 例文 漢字 日本国語大辞典 名詞 ブナ科ナラ属の常緑樹。アラカシ、シラカシ、イチイガシ、アカガシ、ツクバネガシ、ウラジロガシなどの総称で、多くは高木。本州の宮城県以南の山地に自生し、人家付近にも植えられる。葉はやや厚く、多くは縁に鋸歯(きょし)があり、柄をもち互生する。若葉にはふつう、毛がある。四~五月頃、新枝の基部に尾状の雄花穂を、また枝先の葉の付け根に一~三個の雌花序をつける。果実は楕円状球形で、半分ほどまで椀状の殻斗(かくと)に包まれたどんぐり状果である。材は堅く弾性があり、器具材、建築材、船舶材または炭材などに用いられる。かしい。かしのき。 ※古事記(712)下・歌謡「御諸の 厳白檮(いつかし)が本 加斯(カシ)がもと」※太平記(14C後)一七「樫(カシ)の棒の八角に削たるが、長さ一丈二三尺も有らんと覚へたるを打振って」 樫・橿・櫧・檍 広辞苑 名詞 (イカシ(厳し)の上略形か)ブナ科コナラ属の常緑高木の一群の総称。暖地に多く、日本では中部以南に約10種ある。同属の高木で常緑でないものをナラと総称。晩春から初夏に小花を密生した穂をつけ、雌花と雄花とがある。果実は「どんぐり」。材は堅く、器具材その他として重要。シラカシ・アラカシ・ウラジロガシなど。かしのき。 古事記下「御諸の 厳 (いつ)―がもと―がもと」 樫・橿・櫧 大言海 名詞 〔字ハ、 堅 (カタ) 木 (キ)ノ合〕喬木ノ名。枝葉茂ル、材堅キガ故ニ、 堅 (カタ) 木 (ギ)ノ名モアリ、 赤樫 (アカガシ)、 白樫 (シラガシ)ノ二品アリ。櫧赤樫ハ、又、ぼう樫トモ云フ、高サ數丈、葉ノ形、橢ニシテ厚ク、粗キ鋸齒アリテ、互生シ、冬、枯レズ、春、ニ寸許ノ穗ヲ生ジテ、黃白花ヲ開ク、栗花ノ瘦セタルガ如シ、實、形、小サク圓ク尖リテ、熟スレバ、黃褐色ナリ、苦クシテ食フベカラズ、材ノ色、赤黑シ。血櫧 白 (シラ)樫ハ、葉、狹ク小サクシテ、 椎 (シヒ)ノ如ク、鋸齒アリ、實ハ、あかがしヨリ稍小サクシテ、 苦 (ニガ)ミ少ク、食フベシ、材ノ色、稍白ク、最モ堅クシテ、舟車ヲ造ル等、種種ノ用ヲナス。麪櫧 倭名抄、二十 廿八 「橿、加之」 樫 検索用附箋:名詞植物 附箋:名詞 植物
https://w.atwiki.jp/desuga_orimayo/pages/109.html
一九四五年二月 佐世保基地 -格納庫- 昼休み目前の格納庫の一角で、中島はベルタからの相談を受けていた。 「シールド出力の上昇、ですか?」 「はい、欧州への出兵も近いですから。今の内に不安なところは対処したいなと思って」 中島の問いかけの言葉に、ベルタははっきりと答えた。 間近に迫った欧州派兵。ベルタが懸念していたのは、ネウロイの攻撃力。特に、ウラジオで遭遇した新型の凄まじい機動力と、桁違いの火力だった。 その化け物に対抗する為のベルタの答え、それがシールド出力の上昇だった。 そのベルタの意思を汲み取った中島だったが、その表情は険しかった。 「…不可能とは言いません。しかし現在の調整で、限界ギリギリまでシールド出力を上げていますから。これ以上を望むなら、メーカに依頼してのユニットの改装になりますが…交渉しても、決着がつくのは最低でも一年は先のことでしょうね」 「そうですか…分かりました、ありがとうございます」 申し訳なさそうに答える中島に対して、ベルタは落胆の表情を見せる。その答えは、ベルタ自身分かっていた答えだった。 「どうにかできないか試してみます。午後から訓練でしょう?その時に感想を聞かせて下さい」 その中島の言葉と入れ替わるように、午前中の訓練を終えた部隊の面子が格納庫にやってきた。 「あーーもうヤダ。どう考えても嫌がらせって言うか、私に何か恨みでも持ってるのかって言うか…」 暗い愚痴を呟きながら帰ってきたのは、泥人形―――改め、全身ペイント弾で泥だらけになったアサルト04の小隊長、クラーラ・バラノワ中尉だった。 「仕方ないんじゃないんですかぁ?隊長機落とされたらその時点で終了って扱いですし。むしろそれだけ泥だらけの癖に、直撃は半分だけって事の方が驚きなんですけど」 クララに続いて帰ってきたのは、小柄な体とは対照的な大型の双発機『タイガーキャット』を履いたクラリーチェ・アルベティーニ少尉だった。 「海面に当たるとね、意外に飛び散るのよ。眼鏡も泥まみれで前もろくに見えないし、むしろ途中からずっとその状態で飛んでたのよ」 「それでも逃げ回れる中尉はすごいと思うけど」 「少尉、それでは中尉を馬鹿にしているように聞こえますよ」 クララの言葉に、褒め言葉ともけなし言葉ともつかない中途半端な言葉を返したのは、オティーリエ・ハーケ少尉、それを後ろからとがめたのは副隊長の大槻千早中尉だった。 「あれ?今の褒め言葉にはなりませんでしたか?」 「人にもよるとは思いますが。けなし言葉にも聞こえますね。気をつけないと、今日の昼食に納豆を余分に追加しますよ?」 「うわぁ、ごめんなさい」 普段から『好き嫌いはありません』と公言するティーではあるが、流石に納豆は未だに苦手らしく大慌てで謝った。 「皆さん、お疲れ様です。確か、今日はアサルト01との模擬演習でしたか?」 「…ああ、ベル。お疲れ様。あのオーガに追い掛け回されてこの様よ」 「バラノワ中尉は隊長にじきじきに追い回されましたからね。ハーケ少尉が比較的マシな方でしょうか」 千早の言葉にベルタが改めて全員を見てみると、確かに泥に塗れていない所が殆どないクララは別格として、リーチェと千早が全体の半分近く、ティーが三分の一近くが泥に塗れていた。 「流石は出雲ンよねぇ…頭数だけならこっちの方が上の筈なんだけどなぁ」 「戦力的には出雲隊長が三人分に、エリーと勇音だから五人よ」 リーチェのぼやきに、眼鏡をタオルで拭きながらクララが答える。 「流石は隊長だよねぇ。皆に出来ないことを軽くやってのけてるし」 「そのくらいでなければ、この部隊の隊長は務まらないでしょう…そういえば、エッカート少尉はどうしてここに?確か貴女は午後からの訓練だったと思いますが?」 ユニットを脱ぎ、水筒に入れてきた水を飲みながら、千早は思い出したようにベルタに尋ねた。 「ユニットの調整をしたくて、中島さんと相談していたんですが…どうもうまくいかなくて」 「何かあったの?簡単な計算くらいだったら相談に乗れるけど」 「いえ、小手先の調整では効かない問題なもので、別のアプローチを考えていたところです」 「何、オーバーホールでもしないといけない状態にでもなったの?年末にやったばかりじゃなかった?」 手早く大まかな泥を落としたリーチェがベルタに尋ねる。同じユニットを使うもの同士、気になることも多いのだろう。 「シールド出力を上げたかったのですが、既に限界ギリギリになっていたらしくて。これ以上はユニットの改装になるということでした」 「…貴女のシールド、この部隊にある機銃位なら殆ど防ぐじゃない。これ以上上げてどうするのよ」 ベルタが気付くと、クララが呆れた様子でベルタを見つめていた。 人によってユニットの調整にはある程度の傾向があるが、ベルタは部隊でも特殊な調整を施しており、シールドを誰よりも強く展開できるように調整を施していた。 クララが言うように、ベルタのシールドを破れる重火器類は六六六の中でも数が限られている。 「だからこそです。ウラジオに現れた新型、あの砲撃の前には並大抵のシールドでは意味がありません。欧州で、あれと同等以上の砲撃を持った新型が出てくる可能性は高い、常に万全の備えをしておきたいんです」 それに対してまっすぐに答えるベルタの目に、クララは言葉を失った。あのクラスの攻撃を、既にネウロイ全体に行き渡らせている可能性を既に見据えている、その油断の無さはクララにはおそらくは追いつけないだろう。 「その前に避けた方が早くないですか?いくら万全の備えをするにしたって、まだ出来ることがあるのに試さないのは、貴女らしくないですよ」 やんわりと諭すように、千早がベルタの肩を撫でる。まるで肩についたゴミでも取り払ったのかのうな動作だったが、それだけでベルタの気迫は嘘の様に消え去っていた。 「あ…いえ、そうなのですけど…そ、そういえば出雲中佐達はどうしたのですか?もう帰ってきていてもおかしくないですけど」 千早の言葉に何かあったのか、ベルタは唐突に話題を変える。もう昼休みになろうと言うのに、格納庫には未だに涼達の姿は無かった。 「多分、まだベネックス中尉とじゃれ合ってるんじゃないかしら?私たちが帰るときも『低空飛行訓練だ!』とか言って低空に貼り付けてたし」 ベルタの言葉に、リーチェが空を見上げながら答えた。その予想は当たっていて、数時間後に帰ってきたエリーは『海が、海が上がってくる』とうわ言を呟きながら担架で運ばれていったと言う。 「ベルゥー、お腹すいた」 色々と話していた矢先、唐突にティーがベルタに覆いかぶさるように抱きついてくる。気付けば既に昼休み、訓練で消耗した身ではお腹がすくのも無理は無かった。 「そっか、もうこんな時間ね。じゃあ、私たちは先にシャワー浴びてから行くから、ベルタは先にお昼とっててちょうだい」 「分かりました。それでは、失礼します」 格納庫を出てベルタとクララ達とで二手に分かれる。食堂に向かいながら、ベルタは先程の千早の言葉を思い返していた。 「やはり、回避するしかないでしょうか。しかし、天山よりも性能は上がったとはいえ、タイガーキャットも旋回性能は劣る機体。私で避け切ることが出来るのか…」 ベルタが懸念していたのはその事だった。もちろんシールドにばかり頼るつもりは無い。しかし、いざと言うときに回避できなかったら。 その懸念が、ベルタが殊更防御を重視するようになった理由でもある。 だがその懸念を取り払ったのも、また千早の言葉だった。 「…いや、違う。回避はまだまだ使える手段の一つ。それを試さないで諦めるなんて、そんなのすべてが終わっちゃう」 具体的な目標を定めたベルタは、軽やかな足取りで食堂を目指す。 一人では出来ないこと、それは重々承知しているが、ベルタは既に最高の教官の存在に目を付けていた。 佐世保基地 -廊下- 「べアール中尉、少しいいですか?」 外での訓練も終わった夕方、廊下を歩いていたモルガン・べアールは、後ろからの声にその足を止めた。 「おや、ベルタさん。どうかしましたか?」 モルガンが振り返ると、そこにはいつもの真面目な表情を少し崩して、少し困った表情をしたベルタの姿があった。 「はい、一つお尋ねしたことがあるのですが、よろしいでしょうか?」 「私でよければ、答えますが…?」 ベルタの様子に、若干不安な表情でモルガンも答える。ベルタがこういう言い方をする時は何か厄介な問題を抱えていると、ヘレーナとアーディがぼやいているのを聞いたことがあったからだ。 「その…バラノワ中尉の好きなお酒の銘柄などをご存知でしょうか?」 「バラノワ中尉のですか…?何でいきなりそんなことを?」 色々な意味で意外な質問に、モルガンも面食らったように聞き返す。 好きな酒の銘柄を聞くと言うことは、その酒を手土産に持って行こうということは想像がつくが、ベルタがそこまでしようとする経緯が気になった。 「別に、何か失敗したから謝りに行くのに使うとかではなくて…ちょっとお願い事をしたいなと思って、その時に何も持たずに行くのはやっぱりダメかなと」 モルガンもベルタの性格は知っている。同じ対地支援を行っていた者同士、よく相談しあうことが多い反面、ベルタの真面目すぎて思いつめやすい性格のことは気にかかっていた。 妹が居たらこんな感じかな、とモルガンは密かに思っていたが、もちろんベルタには内緒である。 「お願い事、ですか…そうですね、それでは酒保に行って見ましょうか。言葉でどうこう言うよりも、まずは現物を見るのが一番です」 「いえ、そこまでして頂かなくとも…中尉は、お時間は大丈夫なのですか?」 「大丈夫ですよ、ほら、早く行きましょう。あそこの鍵は多少厄介ですので」 ベルタの言うお願い事も気になるが、妹のように思っている部下が珍しく仕事以外のことで頼ってもらえたことが嬉しかった。 モルガンも深くは詮索せず、ベルタを引っ張って酒保へと急ぐのだった。 佐世保基地 -酒保- 「うわぁ…たくさんお酒がありますね」 「一般将校の方たちも飲みますし、皆で集まって楽しく騒ぐのに一番簡単な道具…というべきでしょうね。特に、お酒が好きな人が主計に居ると入れ替わりが途端に変わります」 余り入る事のない酒保に感心したベルタの様子に、モルガンは笑いながら中へと進む。 「九州では焼酎と言うお酒が好まれていて、この基地では全体の三分の二を占めます。あとは扶桑ですから、清酒…扶桑酒と呼ばれるお酒とビールが一般的ですね。ここは私達(六六六)がいますから、その他のお酒も多いですけど」 中を案内しながら、モルガンはベルタに簡単な説明をする。こういった所に入ったときの癖なのか、ベルタは整理状況を確認しながらモルガンの説明を聞いていた。 「ビールは分かるのですけど、その扶桑酒と焼酎というのはどういうお酒なのですか?」 「扶桑酒はお米で造ったお酒。焼酎はサツマイモや麦等で造ったお酒で、ウォトカと同じ蒸留酒です…全体的には焼酎の方が強いお酒ですね。細かく言えば色々とあるのですが、今はそれだけ覚えていたらいいでしょう」 決して広いとはいえない酒保の中を進みながら、モルガンは説明を続ける。宴会以外で酒と関わる事の少ないベルタは、そのお酒の量に圧倒されていた。 「さて、肝心のバラノワ中尉の好きなお酒についてなんですが…実は、私もよくは知らないんです」 「そうなんですか?」 モルガンの意外な言葉に、ベルタは面食らったように聞き返す。あの酒飲みで有名なクララの好みを、酒の管理を担当しているモルガンが知らないのは予想外だった。 「あの人、実は一人で飲むことが多い人でして。もちろん誘われたら一緒に飲むのでしょうが、どちらかと言うと自分の部屋で飲んでいることのほうが多い人だと思います」 「そうだったんですか…」 モルガンの言葉に、ベルタは棚を見つめながら考え込む。モルガンの言葉から分かるクララの好みは、強い酒。オラーシャのウォトカ等が妥当だということくらいだった。 「ですが、単純に強いお酒を渡せば良いだろう、というのは面白味がないですね」 「というと?」 「良いお酒があるのを思い出しました。ついてきてください」 唐突に酒保を出たモルガンは、そのままベルタを引き連れて基地内を歩いていく、そのまま宿舎に入り、着いたのはモルガンの自室だった。 「どうぞ、入ってください」 「し…失礼します」 上官の自室に入ることになるとは思っていなかったベルタは、いささか緊張した面持ちで部屋に入る。質素ではあるが、時折話に聞く、彼女の先祖が使っていたと思われる壁に掛けられた年代物のカトラス等を見る限り、彼女の出自が分かる様な気もした。 「これなどどうでしょう?実家から送られてきたのですが、とても味わい深いお酒です」 部屋に戻ったモルガンがチェストから取り出したのは、『クレーム・ド・カシス』と呼ばれるリキュールだった。モルガンの言うようにカクテルにしてよし、ストレートでよしの良酒である。 「実家からって…そんな、そこまでして頂かなくても―――」 自分のために、わざわざ自前の酒を譲り渡そうというモルガンの意図を理解したベルタは、すぐに断ろうとしたが、その前にモルガンはその口を指で軽く押さえながら、ベルタに続けた。 「いいんですよ、お酒は飲むためにあります。私自身少し持て余していたお酒ですので、いい機会ですから、バラノワ中尉に飲ませてあげてください」 「べアール中尉、ですが…」 「どうしてもというなら、今度結果を教えてください。もちろん、言いたくないお願いなら構いませんが、貴女がそこまでして頼みたいお願い事というのも、少し気になりますから」 なおも食い下がろうとするベルタに、モルガンは穏やかな微笑を浮かべながらベルタの頭をなでる。その様子は、傍から見ると姉と妹の様子のそれだった。 「中尉…ありがとうございます。このお酒は頂きます…失礼します」 モルガンの言葉を受け、ベルタは礼を言うとそのまま自室に向かう。おそらくは包装でもするつもりなのだろう。どちらにしても、律儀なことに違いはなかった。 「頑張ってください、エッカート少尉。いい結果を期待していますよ」 後に、ベルタに渡したあのお酒が六六六の中でも一際大きな騒動の原因になるとは夢にも思わないモルガンは、ベルタの背中を見送っていた。 佐世保基地 -廊下- 「さーて、そろそろ部屋に戻りますか…今日は何飲むかしらね」 全ての仕事を終えた夜。風呂にも入り、後は寝るだけとなったクララは、部屋に戻りながら今日の寝酒について考えていた。 ちなみに、こういった発言が勇音達から『酒飲み熊』等と言われる所以でもあるのだが、今のところ本人にその自覚はないらしい。 「…バラノワ中尉!」 「ん?あら、ベルタじゃない。どうしたの?」 不意に後ろから呼ばれて振り向くと、そこにはなにやら包装紙で包まれた何か…大きさとしてはちょうどお酒でも入っていそうな物を抱えたベルタがいた。 「一つ、お願いしたいことがありまして…これ、お土産ですので、受け取ってください」 そういってベルタはクララに荷物を渡す。渡されたクララも何の意図があるのかは分からないが、渡された以上は受け取るしかなかった。 「あ…これはありがとう。開けてもいいかしら?」 「はい、ぜひ開けてください」 「それじゃぁ、失礼して…」 そういいながらクララは包みを開ける。こういった贈り物を受け取ったのはいつ振りだったか、少し思い返しながら、クララは中から出てきたベルタのプレゼントに目を丸くした。 「…これ、どこで手に入れたの?間違いなく扶桑では流通していないはずよ?」 クララ自身、初めて見る酒ではあったが、貼ってあるラベルからガリア原産の酒であることは一目で見当がついた。 ネウロイによって、ほぼ全土が侵略されたガリアの製品はその殆どが希少な物である。特に、酒は原材料の全てがこだわりぬいて作られる物であるため、現在ではネウロイ侵略以前に作られた酒を除いて、殆どが流通どころか作られてすらいない。 ましてや、遠い極東の扶桑ではクララ自身一度もお目にかかったことがなかった。 「色々とありまして、偶然手に入ったものですから。バラノワ中尉に是非にと思いまして」 「そう…立ち話もなんだし、食堂に行きましょう。とりあえずはゆっくり、ゆっくりとね」 そういうとクララはベルタを率いて食堂を目指す。その姿は、非常に落ち着いたものに見えるが、内心クララはその手の中にあるお酒が気になって仕方がなかった。 (うわー、始めてみた。ガリアの酒とか、しかもこれってリキュール?リキュールよね?どんな味なんだろう。ウォトカみたいに強さ一本な訳ないし…) ベルタに気付かれないように平静を装いながら、クララはそんなことを考えていた。 実はこの時、ベルタはある重大なミスを二つも犯していたこと、そしてある残念な不幸が重なっていたことに気付いていなかった。 ベルタの一つ目のミスは、ベルタが酒飲みという人種の理解が足りなかったことである。 お願い事をするときには、まずプレゼントを渡してから話した方が相手は断りにくい。しかし、酒飲みが相手になると、目の前にある酒が気になって仕方がなくなってしまう。しかも、その酒が初めて見る物となれば、もはや相談事など上の空である。 ここで更にもう一つのミス。よりにもよって、その酒をすぐに飲める夜に渡してしまった事が、ベルタのミスを更に致命的なものにしてしまった。 そして、ある残念な不幸とはよりにもよって食堂の近くでクララを呼び止めてしまった事である。 せめてクララの部屋でやってさえいれば、その悲劇はクララの胸の内に留めておくだけで済んだのかも知れない。 後々、六六六でこの騒動を知るもの全員が思わず苦笑いを浮かべることになる惨劇。その扉が、あろう事かベルタ自身の手で開けられるのであった―――。 続く*****